Sunday, November 26, 2006

バンクーバーでは雪が降っています (2006/11/26)[s]

岡本一正様

バンクーバーでは雪が降っています。 まだ11月だというのに、珍しく雪が積もりました。 バンクーバーで雪が降るのは、4月の東京で積雪をみるようなもので、珍しいことです。 その予報が出た時、実は信用しませんでした。 そして、今朝起きて、外を見たところ、みぞれは降っていても、積雪はありません。 「やはりそうだったか」と、教会に出かけたのですが、礼拝の最中に、降雪が烈しくなりました。 日中に雪が積もるということは、滅多にないことですが、お構いなくドンドン積もります。 バンクーバーの人は雪の中での運転を知りません。 スノータイヤも殆んどの車が装着していないでしょう。 貰い事故にならないように、ゆっくりと用心して走って、アパートに戻り着いた時はホッとしました。 この温暖なバンクーバーとしてはたしかに異変です。 今夜には雪も止むというので、明日の朝の目医者のアポイントメントには間に合うでしょう。 

モントリオールでは、11月に雪が降り始め、翌年の春まで、生垣の下あたりに頑固に融けない残雪がみられました。 そして、クリスマスには、いつもカードそっくりの雪景色がみられました。

しかしバンクーバーで雪を見ることは、東京で白いものが降って人を驚かすのと同じ程度の頻度でしょう。 

ダウンタウンでは,20階、30階のアパートが林立していますから、上空で雪が降っても、温かい空気が待ち構えていて、普通は地上に落ちるまでに、雨に変わってしまうのです。 ですから、今朝甘く見たのは誤算でした。 こういう時は、予報が外れてくれると有難いのですが、考古学の発掘に行った賀来君が、厄介な用事に当たらないように、「気象台、気象台」とおまじないを唱えていたことを思い出します。

我々の教会では、週に一晩か二晩、ホームレスの人達を、消防署の許可の範囲で最大限の人数を、教会のジムに泊めています。 そして食事も出していますが、寒波が押寄せると、もっと頻繁に受け入れなければならないでしょう。 毛布やシーツはその都度に洗濯に出します。

これは若いボランティアの人達の献身的な奉仕によって実現しているのですが、そのボランティアの中には、プロのシェフも何人かいて、「あの教会の食事は美味しい」という評判が、浮浪者の間で拡がっているそうです。 

そういうボランティアの人達が活躍してくれるから、うちの教会も今は祝されているのだろうと、私も考えます。 「今どきの若い者は」と一概に片付けるのは、古代ギリシャの文献にも見られるそうですが、昔アメリカに初めて行った時、ボランティア活動なるものを知り、若い人達が平和部隊に応募して、アフリカに行くのに感心しました。

「アメリカが偉大なのは、土地が広いからではない。 資本主義が栄えているからではない。 こういうボランティア・スピリットで動く人達が多いからだ」と思ったのですが、今の日本でも「ボランティア」という言葉は定着しているようですね。 

重松彬

0 Comments:

Post a Comment

<< Home