Saturday, January 21, 2006

三者会談実現の朗報感謝します(06-01-21)[s]

二二六事件を想起するような大雪の中での三者会談。 しかも場所は銀座の交詢社とは、舞台設定もドラマチック。 熟年名優トリオの話が盛り上がったとうかがい、私まで嬉しくなりました。

日本は裏日本、首都圏だけでなく、鹿児島でも大雪と聞いて、皆さんスノーブーツも持っていないいだろうし、スノータイヤも着けていないから、大変だったでしょう。 バンクーバーの住人も、雪には馴れていないので、混乱が生じます。 その点、隣のアルバータから以東、酷寒のケベックまで、雪との付き合い方がうまいので、車の運転も大胆です。

その雪と氷の中で、選挙戦は最後の追い込みですが、私は現住所に移ってまだ1ヶ月。 まだ名簿の登録もすんでいないので、当日の月曜には、旅券と免許証を持って、最寄の投票所を訪ねてみようと考えています。 

しかし、困ったことに、誰に投票したらいいのか、私には判らないのです。 自由党のマーティン首相が人柄も経験も手腕も長けていると思うのですが、12年続いた自由党政権そのものが失策続きです。 しかも61年昔、日系人の人権を不当に扱ったのが当時の自由党政府。 そんな古いことを持ち出さなくてもと言う声も聞こえてきそうですが、カナダの歴史の汚点であることは否めません。 そのあやまちを20年程前謝ったのが、進歩保守党政府。 しかし現在の保守党党首はまだ46才。 実戦の経験のない机上論のエコノミスト。 NDPという社会民主主義政党が3番目の勢力ですが、この政党の前身のCCFは、戦時中日系人をかばってくれた社会主義政党。 しかし最近の日本人はそういうことを知らないし、恩義も覚えないでしょう。 戦後の日系ビジネス社会は、エコノミックアニマルによる体制派。 したがって政権に就く可能性のないNDPには冷たいものと思われます。

余談ですが、昔パキスタンのブットーが日本のことをエコにミックアニマルと呼んで、日本人はそれを悪口と受け取りましたが、英語人に言わせれば、それは誤解であって、経済的能力に長けた人を意味する褒め言葉だと言うのです。 そういえば、ポリティカルアニマルというのは、政治感覚にすぐれた人を指しますからね。

今から13年前は、それまで長期政権だった進歩保守党が議会で過半数を占めていたのですが、1993年の総選挙では首相以下殆どが全滅。 再選されたのは1人だけ。 ですから、今度の月曜の夜の開票結果で、12年続いた自由党政権の行方がどうなるか。 カナダの有権者は、秋空の風に舞う羽のようなものですから、予想がつきません。保守党が大勝するだろうというのが、世論調査の託宣です。

やっと雨空が一時上がり、引っ越してから初めて、海風の吹く通りを歩きました。

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