Tuesday, May 22, 2007

私の亡霊 (2007/05/22)[s]

「元気を出してください」と言いたいところですが、私もあんまり元気がありません。

私が苦しんでいるのは、過去の不愉快な思い出が、突然予告なしに稲妻の如くフラッシュバックしてくることです。 「忘れ薬」を暫くのんでいたのですが、忘れるのは、人の名前とか手順とかで、肝心の忘れたいことは相変わらず容赦なく、蚊や蝿のようにアタックしてきます。 ですから「忘れ薬」は、ファミリードクターの意見もあって、止めました。

「思い出は美化される」と言いますが、私の場合は逆です。 若い頃は意にも介していなかった些細な詰まらないハップニングが、屈辱、白昼夢、怒りとなって戻ってくるのです。 怒りといっても、その半分は、自分自身に対する怒りなんですが、亡霊というか、悪霊というか、自分では精神病と考えています。 しかし臨床心理学者や神経科医、精神科医にカウンセリングしてもらっても、病気と診断してくれません。

アメリカでは、毎週精神科医の所へ行って、長椅子に横たわって、夢や悩みを語るのがステータスシンボルだそうですが、私がかかったのは、カナダに研修にきていた、若い日本人の女医さん。 平成の人には私の苦しみは理解してもらえませんでした。

困るのは、人と話をしていても、亡霊が注意力を妨げ、相手の言うことに集中できず、理解の流れが中断されることです。 私の顔を見ていれば、相手も、「ああ、話を聞いていないな」ということが判るのではないかと思います。

私は、学校を2年遅れて出ましたし、知的能力も性質も性格も、平均か、下から3分の1程度。 それにしては今までなんとなく無事に過ごしてこられたのですから、極めてラッキーな方だと、自分でも言い聞かせています。 「ああそれなのにそれなのに」という戦前の流行歌が聞こえてくるようです。 家内は我慢して、祈ってくれるのですが、私の信仰も一つまみ程度ではありますが、そのうちお祈りがきかれればと願っています。 (07/05/22)

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