Saturday, June 09, 2007

お元気ですか (2007/06/09)[s]

梅雨はやってきましたか。 当地は晴れたり降ったり。 それでもフレーザー川の流域は氾濫して住民や家畜の避難でたいへんです。 

井上さんに私信を一筆したためましたので、コピーをお送りします。
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私は、日記に2~3行殴り書きするだけですが、それでも日記帳の半分まで来たことに、年の流れの速いことを感じます。 ただ殴り書きしても、十数年前に、軽いストロークをやってから、自分で書いた字が判読できなくなり、書いた本人が読み返せないメモでは、なんのためにしたためているのかわかりません。

北ドイツで行われたG8の集まりも終わりましたが、カナダは、他の大国とならんで、リッチメンズクラブに参加する資格があるのかと、いつも気になります。 

カナダ人の中には、「人口6千万のフランスと似たようなGDPだから」と胸を張る人もいますが、「いや、スペイン並みの小国なんだから」と肩をすぼめる人もいます。 

15年ぐらい前でしたか、日本の新聞に、カナダの経済は、東京都のそれに匹敵すると書いてありました。 東京都は、赤毛のアンのプリンスエドワードアイランドの半分の大きさしかありませんが、誇り高きカナダ人としては「誤報もきわまれり」と信じないことでしょう。 

1975年第一回のサミットがランブイエの古城で開かれた時、三木首相も参加し、「招待を受けただけでも光栄」と、イタリアとともに喜んだと伝えられましたが、それは日本人記者の自虐的報道だったのかもしれません。 

当時のカナダの首相はトルドーですが、グループから外されたことに地団太踏んだことでしょう。 

当時の彼やカナダの新聞記者達は日本を軽くみていたに違いありません。 これは私がバンクーバーの新聞を読んでの印象ですが、BCの記者は戦前からの日本人蔑視の感覚が刺青のように染み込んでいたので、それがトルドー夫妻にお供して日本に着いてみたら、トルドー訪日の扱いが、セイロンの女性首相訪日と同じ大きさ。 

しかも日本のマスコミはマーガレット夫人に焦点をあてて追いかけていたので、カナダの田舎記者は「失礼な」と怒りました。 しかしそれがお灸となって日本を見直すきっかけになったのかもしれません。

今度のG8には、中国、インドもオブザーバーとして来ていましたが、それにブラジルも加われば、将来グループが拡大した時、小国カナダは、グループから蹴落とされるのではないかと、カナダの元外相二人が心配していました。 
それにしても、日本の安倍首相の存在感は、カナダのマスコミを通じて見る限り、希薄な謔、で、これも気になります。     (07/06/09)

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