リッチモンド点描 (2007/06/17)[s]
リッチモンド点描
「飛行機でバンクーバーに入ると、着陸するのは郊外のリッチモンドだ。 といってもバンクーバーの直ぐ隣だから、交通の便はバンクーバー市内と変わらない」
「リッチモンドは、西は太平洋、南北はフレーザー川など三方水で囲まれているから、シーアイランドと呼ばれるが、山も湖もない平らな土地の広がりで、地面を掘ればすぐ水が出てくる。 だから地下室は無理だね」
「一口にバンクーバーの人口は200万と言うが、バンクーバー市そのものは60万。 周辺部を含めての話だ。 リッチモンドは18万。 まだまだ空地や農場がいたる所に拡がっているから、都市として発展する余地は幾らでもある。 国際空港はあるし、バンクーバーの天然の良港にも遠くない」
「バンクーバーの都心部にも三つの橋で直結しているが、リッチモンドの中心部に入ると、漢字の看板が鮮やかな色彩とデザインで街の景観を圧倒している。 日本の繁華街も顔負けだ。 何しろリッチモンドの人口の三分の二はアジア人だからね。 もちろん殆どは中国系だが、日系人の根も深くて長い。 スティブストンと言えば、戦前から日系人が活躍した水産業の本場だが、今でもそのユニークな歴史は力強く生きている。 カナダの日系社会のルーツかな」
「リッチモンドの三分の二がアジア系といっても、そのほかの民族も数多く共存している。 多民族の共存共栄は、言うは易くその実現は難しいものだが、特に文化や宗教の調和は容易ではない。 ところが、リッチモンドではその点ユニークな発展がみられる。 ナンバーファイブロードという比較的短い通りには、仏教、キリスト教、それにターバンに髭面の南アジア系の信徒をはじめ、62の宗教団体がここに本拠を置き、寺院、教会、モスクが並んでいる」
「ユダヤ教とイスラム教が同じ道に並存しているし、ヒンズー教徒とシーク教徒の争いもここではみられない。 道理でナンバーファイブは「天国へのハイウェイ」と称されるわけだ。 こうした寺院や教会を見学して廻るツアーもあるが、これはリッチモンド市が一肌脱いでいるものだ。 異文化を理解し他の宗教に寛容と尊敬をもって接することは、多民族社会の将来に光明をあてることになりそうだ」
(07/06/17)
「飛行機でバンクーバーに入ると、着陸するのは郊外のリッチモンドだ。 といってもバンクーバーの直ぐ隣だから、交通の便はバンクーバー市内と変わらない」
「リッチモンドは、西は太平洋、南北はフレーザー川など三方水で囲まれているから、シーアイランドと呼ばれるが、山も湖もない平らな土地の広がりで、地面を掘ればすぐ水が出てくる。 だから地下室は無理だね」
「一口にバンクーバーの人口は200万と言うが、バンクーバー市そのものは60万。 周辺部を含めての話だ。 リッチモンドは18万。 まだまだ空地や農場がいたる所に拡がっているから、都市として発展する余地は幾らでもある。 国際空港はあるし、バンクーバーの天然の良港にも遠くない」
「バンクーバーの都心部にも三つの橋で直結しているが、リッチモンドの中心部に入ると、漢字の看板が鮮やかな色彩とデザインで街の景観を圧倒している。 日本の繁華街も顔負けだ。 何しろリッチモンドの人口の三分の二はアジア人だからね。 もちろん殆どは中国系だが、日系人の根も深くて長い。 スティブストンと言えば、戦前から日系人が活躍した水産業の本場だが、今でもそのユニークな歴史は力強く生きている。 カナダの日系社会のルーツかな」
「リッチモンドの三分の二がアジア系といっても、そのほかの民族も数多く共存している。 多民族の共存共栄は、言うは易くその実現は難しいものだが、特に文化や宗教の調和は容易ではない。 ところが、リッチモンドではその点ユニークな発展がみられる。 ナンバーファイブロードという比較的短い通りには、仏教、キリスト教、それにターバンに髭面の南アジア系の信徒をはじめ、62の宗教団体がここに本拠を置き、寺院、教会、モスクが並んでいる」
「ユダヤ教とイスラム教が同じ道に並存しているし、ヒンズー教徒とシーク教徒の争いもここではみられない。 道理でナンバーファイブは「天国へのハイウェイ」と称されるわけだ。 こうした寺院や教会を見学して廻るツアーもあるが、これはリッチモンド市が一肌脱いでいるものだ。 異文化を理解し他の宗教に寛容と尊敬をもって接することは、多民族社会の将来に光明をあてることになりそうだ」
(07/06/17)

0 Comments:
Post a Comment
<< Home