Thursday, April 30, 2009

ご心配いただいて有難うございます (2009/04/30)[s]

私の眼のことを気にかけていただいて、ご親切なアイディアにあふれたお便りを頂戴し、恐縮千万。 まことに有難いことです。

一昨日は、盲人協会のワークショップに行ってきました。 新米の盲人のためのオリエンテーションですが、テーマはベーシック・キッチン・スキル。 まずお湯の沸かし方から始まって、次いでその熱い飲み物をどうやってカップに注ぐか。 また食事をするのに、どうやってナイフとフォークを使って、食べ物を口に運ぶか。 また食材をどうやって切り刻んで鍋で炒めるか。 色々教えてくれます。

受講者のうち意気消沈しているのは私だけ。 私なんかまだ幾分見える方なのですが、まだ盲目という環境に慣れていないのがダウンの原因です。 私の眼はこれからもっともっと悪くなるでしょうから、このぐらいのことでくじけてはいけないのですが、感情と心理は意志とは別物。 他の人達は胸を張って堂々と生きているのに、だらしないことです。

貴兄のサジェスチョンは大いに参考にするつもりです。 ヨガはいずれやりたいと思っているのですが、難しいのは友達との会話。 私が家内以外の人と接触するのは日曜日の教会だけ。 教会のホールには1500人の人がコーヒーを飲みにやって来ます。 しかし私には顔の識別が出来ないため、言葉を交わすのは同年輩の2~3人だけ。 中には、私が牧師の父親であることを知っていて、話し掛けて来る篤志家もいます。 しかしそれも英語ですから、段々苦痛になってきました。 今は貝の様に口をつぐんでいます。 悪循環ですね。

昨日は眼医者に行ってきました。 私にしてみれば、4月に入ってから急に視力の退化が進んだのに、医者は検眼して、「OKだ。 別に悪くなっていない」とニコニコしながら素気無い診断。 私にしてみれば、医者が「こりゃ大変だ。 劇的に悪くなっている」と言って欲しかったのに、これではガッカリ。 ますます落ち込んでいます。

この先生籔じゃなかろうか。 他の眼科医は如何だろうと疑心が持ち上がるのですが、同業の眼科医もかかりつけの一般医も、そして待合室で1時間も待たされる患者も「バンクーバーで最高の先生」と手放しの絶賛。 ちょっと他の医者に代わることはひるみます。

眼が見えなくなるのは、持って生まれた弱視の特性。 運命を甘受し、精神的な立ち直りを期することに致しましょう。

どうかお元気で。

戦い (2009/04/29) [o]

貴兄の眼との戦いの話を聞くと、本当に大変だと思います。
ノイローゼにならない方が不思議なくらい大変でしょう。良くわかります。
自分との戦いくらい、つらいものはない。
小生も始終やっていますが、なかなか有効な対策がとれません。
自分がどうしているか、いろいろ考えてみましたが、小生の方法が貴兄に有効とは限らず、参考にくらいしてください。
1.何か別の目標を作る、小生の場合、体重を少し減らすとか下らぬ目標で、気を紛らわせています。
2.ヨガ 今、スポーツクラブで一番凝っているのがこれです。無想になる時間を作っています。
3.薬を飲む、神経安定剤はやはり有効。
4.友人との会話を増やす。これも、気が紛れるのか、良いと思っています。

こんな方法で、小生も戦っています。
参考になれば、幸い。

Saturday, April 25, 2009

もうすぐ初夏(2009/04/25)[s]

4月もそろそろ終り。 日差しは初夏らしくまぶしいのですが、海から吹いてくる風はまだ冬の名残を運んできます。 今夜は霜がおりるだろうという天気予報。 世界中異常気象のようですが、バンクーバーも例外ではありません。

海辺や公園をよく歩くのですが、頬に冷たいそよ風を感じます。 それはいいのですが、2ヵ月前に見た風景が脳裏に残っていて、それが今ぼやけているのが残念です。

来週はキッチンスキルについてのワークショップがありますので、行ってみます。 それから新米の盲人のための講習会も来月から週に1回ずつ2ヶ月間あると聞きましたので、それにも申し込んでみたいと思います。

今は、,目が見えないことの不便さもさることながら、心理的、感情的、神経的な落ち込みがこたえます。 しかし、周りをみると、目の不自由な人は案外多く、私よりも深刻なケースにも拘らず、たくましく生きていて、社会に貢献しているので、私の軽微な落ち込みなども一過的現象と信じ、時が来れば精神的にも立ち直るだろうと期待しています。

本当の「欝」は、自分の部屋に機関車が驀進してくるようなもので、起き上がりたくても寝返りさえできないのが症状だそうですから、私の落ち込みなど取るに足らないもの。 そうは言っても、歯が痛むと何も出来ないようなもので、なかなか悟りきるわけにはいきません。

私も首から下は依然健康です。 石楠花の時節がもうすぐやってきます。 その花を求めて、歩いてみましょう。

どうかお元気で。

Monday, April 20, 2009

治療 (2009/04/19)[o]

眼の状態が良くないようで心配です。日本がよい刺激になって、快方に向かうと思ったのですが甘かったかな。
緑内障は、数種類あるそうですが、薬をつけるほか、レーザー治療と手術がこちらでは一般的なようです。
手術は1回で終わらないケースもあるようですが、レーザーで駄目なら思い切って手術する手もあり、だと思います。
そこまでやってダメなら、それこそ盲人協会のお世話になることもありでしょうが、その前にまだまだやることがありそうに、私には思えます。

桜はすっかり葉桜となり、今は八重桜が少し見られます。暖かくなって、やっと表の空気を少し吸うようになりました。
ルパン文芸の集会にも出ましたが、みんな一生懸命書いているのにびっくり。小生の本もなんとか年内には出したいのですが、どうなるやら。
旅で300枚書くのは苦しいです。内容が自己本位ではつまりませんし、みんなが読んで面白い話を書くのはやはり大変。でも頑張ります。

Thursday, April 16, 2009

貴兄のメールに力付けられます(2009/04/16)[s]

伯母様の目出度い慶事に熱海まで出かけられたとのこと、よろこばしいニュースです。 超高齢になっても身体が元気で頭も明晰であればこれに勝る幸せはありません。 我々70代もあやかりたいものですが、そればかりはお従兄弟さんの言われる通り天命に任せるのが自然でしょうね。

ニュースを聞いていると、我々の年代の著名人の死去がよく伝えられますが、私もそんな年になっているのだと思い知らされます。 私と同年の知り合いで暫く消息を聞かない人がいると「ひょっとしたら亡くなったのかな」と勘ぐるのですが、私からのメールが途絶えたら、私の番が廻ってきたということになりましょうか。

まあそんな事は考えるべきではないのですが、東京から帰ってきて視力がさらに弱くなり、祈りがきかれない事に気を落しています。 イエスの教えの伝道者として最大の働きをしたパウロも眼が悪かったのですが、神は「我が惠み、汝に足れり」とのたもうたあそうです。 私の落ち込みも、新しい環境に慣れるまでの暫くの辛抱。 また元気を取り戻すだろうと、希望をもっているのですが、その期間が短いことを願っています。 緑内障は、40歳以上の日本人の20人に1人がかかるそうですが、私も80に近くなるまで、頭脳も能力も無いのにラッキーだったことを考えれば、「我が恵み、汝に足れり」という言葉を噛み締めていく必要があるのでしょう。

貴兄はスポーツクラブで身体を鍛えておられるのは素晴らしいことです。 そういうことをうかがうと、弱音も吹っ切れそうです。

ではどうかお大事に。

Wednesday, April 15, 2009

寿命(2009/04/15)[o]

伯母が101歳の誕生日を迎えるので、熱海まで行ってきました。かなり、意識明瞭で小生のこともわかり、冗談を言うと笑っていますからまだまだ、生きそうです。
一緒に住んでいる従兄弟の方が、先に参りそうだと言っていましたが、寿命は本人が決めるものではないからと、悟ったようなことも言っていました。
人間何歳で生きると決まったいたら、これまた大変な事態が起こるだろうし、生きていて介護でみんなに迷惑かけるのも嫌だし。
伯母のいるところは特別養護老人ホームのような民間施設ですが、入居希望者が多く、会議室など潰して病室にしています。

日本の老人化は、きっと国力をもへらすことでしょう。介護の人さえ、インドネシアから来ている時代ですから。

私は、至極元気で今日もスポーツクラブへ行きます。ボケず、動けるようにがんばります。