Wednesday, August 30, 2006

自由のすすめ (3006/8/30)[s]

コンサルタントのお仕事を切り上げることをお考えとのこと。 たいへん結構なことではありませんか。 それが実現したら「コングラチュレーションズ!」です。

私は、勤め先を10年前辞めた時、ハイエラルキーのしがらみから解き放たれて、小学校に入る前の自由な幼児に戻ったような喜びを覚えました。 

それから10年。 依然として、亡霊の怒りは絶えませんが、30年前40年前の事が蘇ってくるのですから、愚の骨頂です。 愚かしいとは自覚しながら、亡霊が消えないのは病気のしるしだと思うのですが、心理学者や精神科医からみれば、病気のうちに入らないから、治療法も無いということなのでしょう。

軍隊での位階の名称を聞くと、どうしてそんなに細かに段階をつけるのかと思うのですが、昔ドラッカーだったか何だったか、経営の本に「カソリックでは4つの段階しかない」と指摘していました。 法王、枢機卿、司祭、それから何だったか忘れましたが、単純な構成に、経営学者も注目していたのでしょう。 

岩城宏之が、「バイオリンもピアノも弾けないのが指揮者になる。 指揮者にもなれないのが音楽批評家になる」と言っていましたが、CBCでも、アナウンスも副調にもなれない人がマネージメントになるのだと思いました。 CBCにも1万人以上働いていたのですが、私がフランス語TVで寄生虫だったように、殆んどの人もそうではないかと思うのです。 NHKはどうなんでしょうねえ。

私など、年金はごく僅かですが、今は年金だけで暮らしています。 それでも生きていけるのですから、なんとかなるものです。 SO FAR SO GOOD。 是非おすすめします。 

どうかお大事に。 (06/08/30)

Tuesday, August 29, 2006

健康一番(3006/08/27)[o]

手術と卒倒と、二大体験をされて貴兄の人間の巾が大きくなったように感じます。

天国の門は見ないほうが良かった?見てこんなところかと、がっかりするより、先の楽しみにとっておいたほうが良いと思います。

もし、クリスチャンが全員天国に行けるなら、もう、満杯かもしれないし、貴兄が行けばもっと込むから小生は遠慮してもいいです。
南無阿弥陀仏を唱えれば、やはり天国へ行けるそうですから、さぞかし込んで待遇も悪くなっているかも。
小生は天国などあるわけがないと思っているほうですから、その点、気が楽です。

冗談は抜きにして、倒れたときの奥様の処置は素晴らしかったようですね。

小生、家内が倒れたときはスポーツクラブの中だったのですが、まだ意識があり、返事も出来るので、どうするか一瞬迷いました。
知り合いの医者が「頭が痛いといったら直ぐ救急車」といっていたので、119番を頼みましたが救急車を頼みましたが、来るまでに10分以上かかったでしょう。クラブが或るスーパーの建物の中にあるため、管理しているそのスーパーの許可を取って119番をかけるのだそうです。
(これはあとから聞いた話ですが)

その間に家内はどんどん悪くなるし、良かったのはたまたま家内が近くの大学病院に別の病気でかかった直後だったので、診察券を持っており、救急車がその大学病院へ直行してくれたことでした

でも、診察して直ぐ「くも膜下出血で生きてお宅へ帰れる確率は20%程度ですからそのつもりで対処してください」と、言われたときは病院の長椅子で一人茫然、誰に知らせるかを考えるのに、かなり時間がかかった覚えがあります。
奥様も小生と同じような感じだったのではないでしょうか。
最悪まで考えると直ぐに対応しなければならないことが沢山あるようで、その実、家内の側から離れられない状態でした。

頭が真っ白という状態の中で次の対策を考えることは、至難の業です。
PPKで逝けばこの時間が少ないだけ、傍にいる人も大変です。

でも、貴兄は原因が直ぐわかっただけ良かった。
奥様と医者に感謝ですね。
家内はもう5年も経つのに、未だに遠くてもその大学病院に行っています。
もう入院を知っている医者は一人しかいなくなったのに、一番信頼できると言います。

ところで、全く違う話でご免。

先週、18年間人事コンサルタントで行っている仕事先でかってないほどの屈辱を浴びました。小生は何も間違ったことも悪いこともしていないのに、裏切り行為をされたのです。
さすがに気が引けたのか、話は人事担当の常務からではなく、総務部長からでした。

それを告げられたとき、小生は何故かニヤニヤと笑ってしまいました。
何故か判りません。常務はこんな程度の人間かという思いと、人生、苦難の連続だからこんなことは当たり前と思ったからかー
一緒に行った同じ日本経団連のコンサルタントの方が、帰途怒りっぱなしで逆に小生が慰めたほどでした。

でも、このことをきっかけに小生もコンサルの仕事を止めようかと思いはじめました。
仕事で失敗して止めるわけではないのですし、もうこれ以上おかしな経営者と付き合うのも疲れたからです。
幸い契約も今年12月までのものなので、更新しなければ済みます。

僅かな収入があれば、家内の病気にも役立つし続けてきましたが、もう51年働いたのですから、嫌な思いまでしてすることもないなぁーと思い始めたのです。

その分、貴兄へのメールを余計にうてるかもしれません。
今日もポーランドの話を少し書くつもりが、余計なことを書き連ねました。

貴兄の天国はもとより、奥様にも天国を見せてあげるようにください。
それは、貴兄が健康を取り戻すことです。
田中さんも心配されたメールを書かれていましたが、読者はみんな同じ気持ちでしょう。
メールを休んでもいいですから、先ず、通常の状態まで戻してください。

それでは、次回からそろそろポーランドのことを書きます。

くれぐれもご自愛ください。 (06/08/27)

Friday, August 25, 2006

お見舞い有難うございます(2006/08/25)[s]

お忙しい中をお便り頂戴し、感謝感激です。

私は、病院なんかで、「宗教は?」という書き込む欄があると、一応「プロテスタント」と書くのですが、もし誰かに「クリスチャンか?」と問われれば,
タジタジで、「一体貴方の言うクリスチャンとは?」と定義を訊ねたくなります。 私の場合は、「Church-going believer」というのが答に近いのではないかと思います。 クリスチャンといっても、教会に毎日曜日に行くけれども、台所に居て、礼拝に出るわけではなし、聖書研究会で聖句を学んだり、スモールグループに属して、他のクリスチャンと交わりを深めるわけでもありません。 クリスチャンとしての究極の目標は、天国に行くことです。 しかし、この前気を失った時に、天国への道を示されなかったので、「これではいかん」といささか自信を失い、反省を求められているような気がするのです。

日曜日に教会に行くからといって敬虔なクリスチャンとは限りません。 教会に集う人の中には罪びとが沢山います。 一週間に一回メッセージを聴いて、インスパイアされ、あとの一週間を過ごすという人もいるでしょう。 私はその説教も聴かないのですから、信者としてはまだまだ未熟です。 だから失神した時も天国の門が見えなかったのでしょう。

イエスキリストの教えを受け入れさえすれば誰でも天国に行けるというのですが、聖句を別段暗誦しなくてもよい、善行を格別積まなくてもよいと聞けば、倉田百三の親鸞の考え方に共通しているように思います。 悔い改めれば天国への片道切符はもらえるというのですが、余りにもやさし過ぎて、抵抗を覚える人もいることでしょう。 
しかし、この世は苦しみと矛盾に満ちています。 「公正」や「正義」を唱えても、名ばかり。 不正がまかり通っているように思えます。 しかしこの世の苦しみも、天国で過ごす「永遠」に比べれば、ほんの一瞬。 イエスは天国にはマンションが用意されていると説きます。 その言葉を入れるか反撥するかは人間の勝手ですが、経済学の「ゼロサム理論」が信仰にも適用されれば、此の世の苦労もいずれ報われ、永遠の命に期待がつながるのでしょう。

いや、どうも抹香臭い話になってしまいました。 お許しください。

アロハさんが、「此の頃阿部さんの言葉が聞けないねえ」と言っていました。 今回頂戴したメールの一部をメルマガに出させていただいて、アロハさんを安心させてあげましょう。 彼は9月半ば過ぎにまた東京へ行き、癌研で検査を受けるそうです。

季節の変わり目が近付いてきました。 どうかお元気で。
    (06/08/25)

Thursday, August 24, 2006

凄い体験(2006/08/24)[o]

メールを拝見し、びっくり。凄い体験をされましたね。まさか、水分の取りすぎくらいで卒倒するとは、小生、全く知りませんでした。

小生出かけるときはお茶のペットボトルを常に持ち歩くほど水分を取る人ですから、小生のほうが先に体験しておかしくないのですが、それにしてもびっくりしました。

原因がわかっているので、少しほっとしましたが、先ずはお大事に。

家内がくも膜下で倒れたときは、一昼夜以上意識がなかったのですが、やはり、花園も三途の川も見なかったと言っていました。
見るのはどうも寿命がもう余り無い人で、まだまだ生きる人は見ないのではないか、と、話したことがあります。

貴兄も家系は関係無しに、長生きされると思います。これだけの貴重な体験をしたのですから。

ポーランドから帰って、家内も相当疲れたらしく
寝ている時間がかなり増えました。その分、小生の家事の時間は増え、雑用と共にメールを打つ時間も減っています。
また、通信会社からアクセスポイントを変更するから、設定を変更しろとの指示が来て、また
もう一仕事しないと9月からインターネットもメールも繋がらなくなるみたいで、PCの苦手な小生は苦労しそうです、

最近は、こうした一方的な変更が多く、TVも2011年にはデジタル化されて今のTVは見れなくなると言うし、こちらが頼みもしないのに困ったことです。
TVはチューナーをつけねば見れないので、結局は電気会社を儲けさせるだけです。

ヴィデオも送るつもりが、ダビングする時間をとれずそのままにしてあります。ご免なさい。
仕事も疲れてきてそろそろ引退しようかと思っていますが、貴兄の体験を聞くと、その時期を早めないと好きなことも出来ないナーと感じます。

凄い体験でびっくりして、眼が良くなったことはありませんか?小生は夏の疲れからか白内障が進んでいるようで、TVの文字のにじみが多くなりました。
お互い、もう少し頑張りましょう。
お見舞いにもなっていない文章で、申し訳なし。また、メールします。
9月末頃、井上氏とお逢いする予定です。

奥様が貴兄の看病でお疲れだと思うので、
留意してあげてください。
(06/08/24)

Friday, August 18, 2006

体調いかが?(2006/08/18)[o]

前立腺の手術をされたようで、お見舞い申し上げます。
日帰りで体調良いとのことですが、少しはゆっくりしてください。
周囲に前立腺患者は多いようですが、たまたま小生朝までトイレに行かないくらい肥大がなく、自覚症状がないので、貴兄のことも知りませんでした。

メールがカナダこのごろだけで100以上あり、考えた末、5.6.7.の3カ月は読むのを止めて 削除することにしました。
こうでもしなければ、他のメールの処理も出来ません。
手紙からメールの時代になっていることを痛感すると共に、手紙の良さも再認識しています。
週末に処理を終え、来週以降、少し書きます。
貴兄も今ごろはごろ寝しているでしょうから、返不要です。

Thursday, August 17, 2006

PCの吉報、喜んでいます(2006/08/17)[s]

PCがお手許に戻ったとの朗報、嬉しく拝見しました。 何はともあれ、おめでとうございます。

これからさらにお忙しい活動が始まるのでは。 お互いに年なのですから、無理はせず、マイペースでいきましょう。 

ポーランド訪問の旅、新鮮な感覚で取材された記事が、これから文章に綴られていくことを楽しみにしています。

とりあえず。 (06/08/17)

ヤット直りました(2006/08/16)[o]

本日、3カ月半ぶりにパソコンの修理完了。
第1便を送ります。
長い間、ご迷惑をかけました。
メールが100本以上入っていて、この処理をしなければならないので、少し時間を下さい。
落ち着いたら、また以前のようにメールを打ちます。
それにしても、修理に出すこと4回、最後は接続の為お金を払ってつないでもらいました。
劣化したバッテリーをつないでおいただけで、
電源が入らないとか、信じられない業者の対応に半ばあきらめかけていたので、画面が出てきたときは、望外の喜びでした。

なお、慶応の文学部31年の会の案内が行ったようですが、これはF組の長島さんが会長でやっているものです。
小生は、ほとんど出ていません。
文学部全体だといろいろ問題もあるようで、
会の運営も難しいと聞いています。
では、また。
      7月17日 AM11時 (06/08/16受)

Monday, August 14, 2006

アウシュビッツのこと(2006/08/09)[s]

今日貴兄に対する手紙を書こうとしていたところ、郵便受けに手紙が届き、貴兄からの7/31づけで書かれたお便りがあって、早速拝読したところです。

奥様もご一緒にポーランドへ行かれたのですか。 ご無事でお帰りになれてよかったですね。 医者の「旅行はハイテンションになるから」という助言は当たりましたね。

アウシュビッツでは筆舌に絶する感慨に打たれたとのこと。 私にはそのショックの程は想像もつきませんが、昨日はドキュドラマの「ヒロシマ」という2時間の番組をみて、今まで知らなかった原爆被災の苛酷な情況に胸ふたぐ思いでした。 貴兄に以前送っていただいたシベリア抑留の日本の軍医とポーランドの捕虜の感動的な友情物語。 あれも実話に基づくストーリーとは思えないほど凄いドキュドラマでしたが、「ヒロシマ」もそれに劣らぬ劇的な画面の運びで、よくアメリカのフィルムメーカーが、恩讐を越えてこのような作品をこしらえたものだと感心しました。

アウシュビッツの悲劇を今でも否定する人がいますが、カナダに移住してきたドイツ人やビクトリアの弁護士もホロコーストを虚構呼ばわりして逆PRする動きがあります。 ドイツ人の方は国外追放になりましたが、三百代言は弁護士資格を剥奪されることなく白を黒と詭弁を使いながら、一部カナダ人の支持を得ています。 そういう輩にも許容を与えるゆとりがあるところがカナダの社会なのでしょう。

一昨日は慶應の昭和31年卒の同窓会事務局から同窓会の案内をいただきました。 貴兄がご配慮してくださったからでしょう。 お心遣いを感謝します。 どういう人達が10月に集うのでしょうか。 あれは20年以上前だったと思いますが、藤村一夫君が電話をかけてきて、その時「10万円寄付したよ」と言っていたので、その愛校心と気前のよさに驚きました。 

お二人のご健康を祈りつつ。

(06/08/09)

ポーランドより帰国(06/07/31)[o]

28日無事帰国し、留め置きの書簡の中の貴兄の手紙を拝受。 22日に出された消印がありましたから、日本まで4~5日で到着しているようです。 早いものです。 たびたび不自由な目を酷使して、手紙をいただき、恐縮。 手紙より送ったビデオでも見てください。
アウシュビッツは凄い! 「百聞は一見にしかず」とはこのことです。
20畳くらいある広いくうかんに女性の毛髪が山積みされていました。 衣類にするためだったそうですが、栗色、白髪等の毛髪は、まさにここで殺された人の象徴です。
おびただしい靴、眼鏡、義手義足、貴金属などなど、「それはドイツから奪われたものだから、取り戻しただけ」というのがその「山」の理屈です。
見学の三時間あまりmいろいろな思いが脳裏を巡りましたが、整理できません。 ローマ法王も昨年就任後、ここへ来たそうですが、ここで神を論じられる神経は小生にはまったくありませんでした。
貴兄のご子息には悪いけど、この地へ来て神や仏など考えられなかったというのが小生の境地です。 ローマ法王は囚人の身代わりになって亡くなった神父の牢獄を参拝するために来られたそうですが、自らドイツ系なのも話されたそうです。
たまたま現地説明に唯一の日本人ガイド 中谷 剛さんが旅行会社の指名でついたので判りやすく、よく説明してもらえました。 
彼の説明は感情をまじえず、淡々とみんなの関心を高めるすばらしいもので、現地のポルトガル人のガイドも彼のことを絶賛していました。
彼の説明をきけただけでもラッキーでしたが、見学終了後、小生の方から ”差別のことで本を書いている”と名乗り、名刺交換することができました。
今日早速彼に本を送ったところです。
PCは昨日戻ってきたのですが、今回はなんと電源をいれても起動せず、そのまま送り返しました。 これではいつ使えるのか判りません。 窓口の担当者がいくら謝っても、めーかー、販売会社に対する不信感は増幅する一方です。 
家内は、帰国後ほとんど寝てばかりで、明後日病院に連れていくつもり。 アウシュビッツは間違いなく相当のショックになっていると思いますし、ヨーロッパが考えられない猛暑で、ポーランドも18世紀以来、270ねんぶりの猛暑とかで、連日33度~35度。 しかも、もともと寒冷地に近いポーランドでは、田舎の町のホテルは冷房がなく、最初の2箇所は夜も部屋の中は蒸し風呂状態で寝付かれず、その疲れも手伝ってか、寝てばかりです。
直行便で行けたので本当に助かりました。 
自由を獲得できてから17年、ポーランドは一生懸命頑張っている段階。
空港も、町も、道路も工事中ばかりです。
旅はいろいろ事件もありますし、小生の神経もズタズタで怒りっぽくなっていますが、一度何か言えば家内が再発することは間違いなく、我慢、我慢の日々です。
本当は、家を飛び出して遊びにいきたいのですが、炊事、掃除、洗濯と家のことだけでも目白押しで、どうにもなりません。 
目は、諦めずに治療を継続してください。 ビデオは、時間ができたら、また送ります。 どうか、お元気でお過ごしください。
2006・7・31
返事は無理して書かなくても可。 目を大切に。